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CASE STUDY – KANDO http://kando.vision KANDOは、クリエイティビティ、サイエンス/テクノロジー、ファイナンス/ビジネスの三位一体によって、より良き未来と新たな文化を具現化していきます。 Wed, 10 Jun 2020 10:19:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.7 MELTANT-β http://kando.vision/1123/ http://kando.vision/1123/#respond Tue, 31 Mar 2020 08:56:52 +0000 http://kando.vision/?p=1123 MELTANT-β概要 コンセプトモデル「MELTANT-α」は、ワイヤー駆動などMELTINのコア技術を全面に押し出すデザインでしたが、MELTANT-βは引き続きワイヤー駆動を用いつつ、現場での実用性を考慮し、粉塵や…

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MELTANT-β概要
コンセプトモデル「MELTANT-α」は、ワイヤー駆動などMELTINのコア技術を全面に押し出すデザインでしたが、MELTANT-βは引き続きワイヤー駆動を用いつつ、現場での実用性を考慮し、粉塵や火花の散る環境でのオペレーションが可能となりました。これにより、工具を用いた実際の作業が可能となっています。αからβへの具体的な主な改良項目としては、移動機能の強化、αで搭載されていた圧力に加え、質感を感じることのできるハプティクス、握力の向上、自由度の向上、粉塵への耐性の向上、ワイヤーなどの取り回しの最適化等になります。こうした改良の結果、MELTANT-βは以下のような多角的な機能向上を実現しました。

1.ハンドの汎用性(ハンドのパワー・滑らかさ・自由度の高さ等)
2.ロバスト性(防塵・防滴機能、素材耐久性等)
3.機動性(全方位移動、走破性、速度等)
4.操作性(VRインタフェース等の視覚明瞭性、リアルタイム性、ハプティクス)

Use Case
建設業界の労働者不足を解消
「MELTANT-β」の具体的な導入事例の一つとして、建設業界での活用に向けて事業連携が進行しています。社会全体において、二次産業から三次産業への労働人口の移動や、少子高齢化による労働人口不足が大きな社会問題となっています。中でも、建設業界では以下のような要因から労働力不足がより深刻な問題とされています。
①建設現場の過酷環境(粉塵・騒音・振動、高温多湿や熱中症による体への負担、怪我や事故の危険性等)に起因した、新規就職者の減少
②高度な知識、経験を有する専門技能者の高齢化および退職

また、現地での詳細な確認が多く臨機応変な対応が求められることや、豊富な作業経験が求められる現場において、規格化された作業のみを繰り返し行う自動ロボットでは対応しきれないという問題があります。「MELTANT-β」の導入による遠隔作業で、建設業界への労働力不足を補い、労働生産性の向上に貢献できると考えております。具体的なソリューションは以下の通りです。
① 安全・快適な環境下で作業できるので、職業選択の敷居を下げ、労働者不足を補う。
② 操作者の力が弱くともアバターロボットを操作できるため、高齢化した専門技能者でも遠隔操作で従事でき、後進の教育・育成にも貢献できる。
③ 複数現場のアバターを切り替えることで、スポットで発生する業務は1人の操作者がまかないリソースの最適化が図られる。

Strategy
実用量産モデル開発から市場投入へ
今後は、MELTANT-βによる実証実験を踏まえた実用量産モデルを開発し、順次市場投入を予定しています。また、MELTINで開発する機体をベースモデルとし、様々なユースケース毎に仕様をカスタマイズし、最速で各ニーズに対応できるようなビジネスモデルを構築しています。実用量産モデル開発と市場投入に向けた戦略は次の通りです。

1. 費用対効果の最大化
従来のロボットは製造・維持コストや作業能力の低さの観点から市場投入が困難でした。MELTANTシリーズは、MELTINの技術と遠隔操作という着眼点により、業界における社会的背景や、求められる汎用作業性能の担保、量産性・メンテナンス性の向上等により、お客様の費用対効果の最大化に貢献します。

2. 機能拡充
今後の開発では、以下のような実用化に必要な機能のさらなる強化を計画しております。
① 不整地での移動能力
② 粉塵、汚水、汚泥などへの対応
③ 脆弱通信環境への対応
④ 高温や防爆、放射線などの極めて危険な環境への対応
⑤ パワーと速度のさらなる向上

3. 量産化
量産化に向けて以下の取り組みを推進しています。
① 実証実験パートナーの獲得と対象ユースケースの拡大
② 製造技術・生産設備を持つ事業者との連携
③ 量産化のための設計・試作
④ 量産に適した部材の選定、量産品質の確保

4. 導入メリット
実用量産モデル導入による企業のメリットは以下を想定しています。
① 直接的な人件費の削減
② 人材採用・育成費用の削減
③ 労務リスクの低減
④ 危険環境での従業員の生命・身体に配慮した対応
⑤ 過酷作業からの解放による業界への就職希望者の増加
⑥ 遠隔地での業務における時間的コスト・人件費の削減

5. パートナーシップ
MELTINは約一年間で、G20大阪サミット、ムーンショット国際シンポジウム、内閣総理大臣官邸で開催された総合科学技術・イノベーション会議など、多くの重要なイベントでデモンストレーション等を実施してきました(詳細は以下<MELTIN一年間の足跡>を参照)。そこで多くの政府関係者や産業界からポジティブなフィードバックを頂く中で、MELTANTの実用化が「労働」の概念に根本的な変化をもたらし、新たな経済体系を創出できる手応えを感じております。

MELTINでは、危険環境・遠隔作業での汎用作業のニーズを有し、現場実証を行うパートナー企業を募集しております。そしてMELTANTにしか解決できない強烈なペインを抱えた方々や、新たな価値創出をともに目指すパートナーシップを推進していきます。

 

 

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WHILL MaaS Vision http://kando.vision/1058/ http://kando.vision/1058/#respond Tue, 08 Jan 2019 03:20:56 +0000 http://kando.vision/?p=1058 CES2019にて発表された、WHILLの次世代事業ビジョンムービーを担当しました。 ビジョン策定にあたり、代表の杉江さんも含め「思考実験」を実践。思考実験では、改めて「WHILL=パーソナルモビリティ」という存在を見つ…

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CES2019にて発表された、WHILLの次世代事業ビジョンムービーを担当しました。
ビジョン策定にあたり、代表の杉江さんも含め「思考実験」を実践。思考実験では、改めて「WHILL=パーソナルモビリティ」という存在を見つめ直す事から始めました。WHILLは、デジタル時代における新たな「車椅子のスタンダード」を作ってきたスタートアップです。
そのスタイリッシュな外見と、パワフルな駆動をはじめとする機能性の高さは、外出に様々なハードルを持つ下半身が不自由な人たちにとって、外出したくなったり、人に会いにいきたくなったり、行けなかった場所に行ける様になったりと、乗る人たちに新たな「バイタリティ」を与えてきました。これまではヘルスケアの領域で、その信頼性と認知を広げてきたWHILLですが、次世代の事業構想として、モビリティと都市サービスを一体化させるMaaS(Mobility as a Service)構想を打ち出し、実現に向けて加速していきます。
なぜWHILLがMaaSを実現を目指すのか?
そこには、WHILLが持つ「人々にバイタリティを与える」力を、下半身が不自由な人だけではなく、より多くの人達に使ってもらう事で、「健常|非健常」という境界を超えて、都市生活者全てを「活性化」させるために、WHILLが都市インフラとなり、都市機能(衣食住遊美etc.)と連携し、人々を生き生き活性化させていく。このムービーは、実社会との事業連携を加速し、この世界観を社会実装していくための壮大な構想の始まりとなります。

 

思考実験プロセス
第1回思考実験:感情|Emotional Moving


WHILLの機能性を超えた感情的な側面を明らかにする。
代表的なワード:
反骨精神
Anytime, Anywhere for everyone.
意志(Will)が道を作る(育てる)
操作と感情が連動する
新たな身体表現者
自由
相棒感、生物性

抽出したワード達から見えてきたキーワード(ビジョンの種)
「Vitality」
「WHILLの持つ、愛着のような、道具としてのライブ感」
「WHILLの自然な操作感覚に宿る躍動感」

 

第2回思考実験:テクノロジーの拡張性


「Vitality」と「Infra Mobility」をテーマに
・人間的ストーリー
・都市的シュミレーション(地図をベースにした都市シミュレーション)
以上の二つの観点から「WHILLらしいInfra Mobility」を思考する。

「Trouble Travel」
旅先(主に移動中)で出会った“トラブル“のエピソードを持ち寄る。そこから交通機関とWHILLの互換性、街に関する記憶・感情を抽出する。
このホームワークのテーマは、WHILL搭乗者の感情をもっとも揺れ動かし、それによってその日や人生を大きく変えてしまうような出会いについて模索します。旅先のトラブル、というのは周囲が、自分と身体が異なる、まったくの stranger である状況下における不測の事態に対し、どのように対処するかという、WHILL搭乗者が日常的に直面している状況を追体験するためのメタファー。

 

第3回思考実験:WHILLのビジョン、ブランドについて思考する

最終的にはビジョンと独自性を「Vitalitize your Life」としてストーリー化し、ビジュアライズしました。

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MELTIN http://kando.vision/814/ http://kando.vision/814/#respond Sun, 11 Mar 2018 17:38:35 +0000 http://kando.vision/?p=814 ビジョンドリブンで象(かたど)るサイボーグコンセプトモデル「MELTANT -α」 「人類という種を進化させるためにわれわれがすべきことは何か」。 そう自問する熱意と強度をもって、未来をつくることを本気で目指したサイボー…

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ビジョンドリブンで象(かたど)るサイボーグコンセプトモデル「MELTANT -α」

「人類という種を進化させるためにわれわれがすべきことは何か」。

そう自問する熱意と強度をもって、未来をつくることを本気で目指したサイボーグプロジェクトの第一歩が今年3月に発表された。既存のデザインワークの雛形とも言える受注発注型のプロジェクトではない、テクノロジー、ファイナンス、クリエイションが三位一体となったビジョン駆動型のプロジェクト。その原動力は、クリエイティブやデザインのこれからの役割を示している。

MELTINがもつテクノロジーの優位性

「MELTANT-α」は、MELTIN(メルティン)が開発を進める「MELTANT」のコンセプトモデル。MELTANTとは、MELTINの代表取締役である粕谷昌宏が幼少期のころから実現したいと考えてきた「身体的制限からの開放」「自分という存在を解明するための寿命の延長」「非言語コミュニケーション」を一挙に可能にするためのサイボーグだ。粕谷は「人の身体は、動くことを可能にしている一方で制限にもなっている。身体的な制約を突破して、人の創造性を100%引き出す世界をつくるのがわれわれのビジョン。人間の脳は身体に紐付いているため、新しい身体を手に入れることで、人はさらに進化できるはず」と語る。

操縦者の動きとリンクし、腕や指を動かすことができるMELTANT-αは、ロボットハンド部分に同社ならではの優位性がある。パワーや動きの滑らかさや細かさ、リアルタイム性、耐久性を兼ね備え、さらに小型化を実現するなど、既存のロボットハンドとは一線を画す高い性能を有している。
ハードウェアとしての特徴は、人の腕を模倣した設計にある。創業メンバーで、ハードウェアから、制御ファームウェア、ユーザーインターフェースまで、MELTANT-αの開発を担う同社取締役CTOの關 達也は、「これまでのロボットハンドは、指にアクチュエーターを内蔵する設計が多かったが、そうした部品を指の中に入れ込むのは難しい。そもそも、人間の指そのものにはあまり筋肉がなく、動かす筋肉の大半は前腕にある。そこで、外部にある筋肉が腱を介して関節を動かす。MELTANT-αはこの人体の構造を真似ている」と語る。

ハードウェアと対になるソフトウェアにおいては、「山のようなトライアンドエラーから経験やノウハウを蓄積し、動かすことが容易でない機構を動かすための法則を組み上げた」と關が言う制御アルゴリズムの獲得が、従来にない滑らかな動作を可能にしている。

このハードウェアとソフトウェア両面での開発から力強さと器用さを実現したMELTANT-αは、原子力発電所や宇宙など、人が立ち入ることができない環境での使用が想定されている。
機構制御の技術に加え、MELTINが有するもうひとつのコア技術が、生体信号処理だ。人体を流れる電気信号から人体のさまざまな動きを解析することができる。MELTINはこれらふたつのコア技術により、「人と機械を融合させる」未来の実現を目指す。

そこにビジネス的価値を見出し、MELTINに投資を行っているのがユーグレナ、リバネス、SMBC日興証券の3社が設立したベンチャーキャピタルのリアルテックファンドだ。MELTINに役員として参画し、事業戦略、ファイナンス、知財法務などビジネス面をハンズオン支援(投資先への経営参画)する小正瑞季は「特許とノウハウで守られたMELTANT-αの技術は、同業他社から模倣されにくいという強みがある。市場で勝ち続けられる唯一無二のテクノロジーは、ファイナンスの観点からも魅力」と語る。

しかし、技術さえあればビジネスになるというものではない。社会に受け入れられ、市場価値が認められるかどうかという点において、技術やビジョンの優位性を伝えるクリエイションの重要性を指摘する。小正は、「リアルテック(革新的なテクノロジー)の領域において、テクノロジーとビジネス、ファイナンスが結びつくケースは増えてきたが、MELTINようにクリエイションを持ち込むケースはまだまだ稀であり、革新的ゆえに理解されず、資金調達も出来ずに埋もれてしまっている技術はまだまだ多い。ビジョンや技術の素晴らしさに対する理解と期待を促すためには、クリエイションの力が必要。その重要性を薄々感じている人はいるものの、大半はまだ動き出せていない」と続ける。

 

プロダクトデザインで「魂を宿す」

MELTANT-αのプロダクトデザインを担当したのはTAKT PROJECT(タクトプロジェクト)の吉泉 聡だ。吉泉は開発において、“思考実験”と呼ばれるプロセスが欠かせなかったと振り返る。思考実験とは、開発メンバーらが参加したワークショップ形式の取り組みで、粕谷や關が目指すビジョンの共有を目的としたもの。「サイボーグとは?」といったそもそもの問いや、未来のサイボーグ社会における倫理観、「永遠に生きる苦しみ」「生殖活動が必要ないとなると、愛情はどうなるのか」といった議題で意見を出し合った。創業者である粕谷と關のビジョンをチーム内に浸透させることで、アウトプットの確度はより高まると考えられての実施だったという。

2017年夏に開始された思考実験を主導したのはビジュアルデザインスタジオWOW(ワウ)のコンセプター、田崎佑樹だ。田崎は、ビジョン共有のプロセスを入れないと、そのうちプロジェクトが破綻すると考えた。「全く新しい市場に向けて開発するプロジェクトなので、あらかじめビジョンを突き詰めておく必要があった」と語る。

吉泉は「MELTANT-αのプロダクトデザインは、すでにマーケットがあるものとは異なる。新しい世界を示すのに、いきなりプロダクトのデザインに取りかかるのは難しい。長期的な展開が予測される強いビジョンを各自で解釈することが必要」と続ける。思考実験を経たことで、実際に吉泉の理解は格段に深まった。MELTANT-αは手の動きに特化したサイボーグのプロトタイプだが、それはサイボーグを実現し「自分の身体を選択していく未来」につながる壮大なビジョンのひとつの通過点。現時点でのコア技術であるロボットハンドもまた、MELTINが掲げる未来を表現するための手段なのだ。

数度の思考実験を経て吉泉が提示したコンセプトは「anima/魂を宿すデザイン」。生命や魂という意味のラテン語を用いて、身体性の再定義というビジョンを表した。さらに、プロダクトデザインのコンセプトを「ハイライト・ザ・モーション」と定め、「メリハリ」「姿勢」「ワイヤー」という3要素によって、魂を宿すデザインを具現化しようと考えた。

メリハリは、腕や顔、背面といった身体のポイントだけに着目するという考え方。MELTANT-αは、各パーツを強調することでその存在や動きが浮かび上がって見える。ボディを覆うカウルは最小限にとどめ、余計な造形を排除することで魂が宿る姿勢を表現。背面のカウルは背骨や肩甲骨をイメージした。カウルから腕へとしなやかに伸びるワイヤーは、人体の筋肉や腱にあたり人体の構造を模倣するMELTANT-αの特徴を端的に表現している。

吉泉は、「既存のロボットデザインは、カウルのデザインとも言えるもので、硬質な印象のものが多い。MELTANT-αではコア技術であるワイヤーを表に出すことで、筋肉をイメージし、しなやかな質感を表現した。内部構造の要素であるワイヤーはプロダクトデザインの観点ではノイジーなものだが、これを隠してしまうとせっかくの特徴が薄れてしまうと考えた」と語る。


未来牽引を担う「エンビジョンデザイン」

雑木林で日射しを浴びるロボットの手が映し出され、「人の進化は手と共にあった」とのナレーションが流れる、2分間ほどのムービー。操縦者の動きに合わせて手を滑らかに動かすロボットが姿を見せると、「目指すのは便利なだけのロボットではない」「身体と機械が溶け合い」「“好奇心”と“身体性”が解放された未来だ」と続く。

3月に公開されたMELTANT-αの紹介映像は、田崎がクリエイティブディレクションし制作したもの。MELTINのCCOに就任した田崎は、先述した思考実験のプロセス設計のみならず、グラフィックデザイン、ビジュアライゼーションなどを用いて、サイボーグの開発と実用化に取り組むMELTINの社内外向けコミュニケーションのディレクションも行う。その行動の背景には、自身が提唱する「エンビジョンデザイン」というコンセプトがある。

田崎は「20世紀型のテクノロジードリブンの時代は終わった。21世紀型のビジネスにはビジョンが不可欠で、ビジョンを具現化することで社会変化を促していく。ビジョンの実現に必要なのが、哲学や思想、アートやデザインなどのクリエイションと、真に革新的なテクノロジー、そして研究開発や事業化を最速で推進するためのファイナンス」だと言う。さらに「投資家やサイエンティスト、アーティストといった、資本主義とは異なるレイヤーでものごとを考える人々はビジョンを示し、未来を牽引できる存在。しかし、アートではないクリエイションやデザインは日本では投資対象にならず、クライアントワークに代表される受注発注関係では資本主義の構造を突破できない」と続ける。

クリエイション、テクノロジー、ファイナンスの各プレイヤーが集い、ひとつのビジョンの実現を目指すエンビジョンデザイン。その第1弾となるプロジェクトであり導入事例が、MELTANT-αであったというわけだ。前例がないプロジェクトを動かす原動力は、クリエイティブやデザインの、これからの役割を示している。世界を変えることを本気で目指す新たなゲームチェンジャーの挑戦に、さらなる期待を寄せたい。

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